期中休業届提出後の口座取引について
8月決算法人です。令和8年5/1付~休業をするため届を提出いたしましたが、誤って
5月中に支払いと引出しをしてしまいました。
本来であれば、4月末までに口座を0円にして、以降利息以外は取引が行われないように
しなくてはいけなかったと思うのですが、今回の10月申告の際には、この5月分の取引も
計上してしまって問題ないでしょうか。
宜しくお願い致します。
ご質問ありがとうございます。休業の届出をしたあとに、支払いと出金があったとのことで、申告に影響しないか心配になりますよね。まず安心していただきたいのは、休業の届出をしていても口座の動きを止めなければならない決まりはなく、5月分の取引も、帳簿に計上して申告していただいて問題ないという点です。
① 休業の届出の役割
休業の届出は、休業中であることを税務署が把握するためのもので、税額を計算するルールを変えるものではありません。法人は、休業中であっても、各事業年度の確定申告書を期限までに提出する必要があります(法人税法74条)。8月決算の今期も、5月以降の取引を含めた1年分の決算になります。
② 5月の支払いと出金の中身の確認
計上の仕方は、その中身によって決まります。
事業に関係する支払い(家賃、保険料、税金など)であれば、費用として計上します。
代表者など個人のための支払いや、使い道がはっきりしない出金は、役員貸付金(または仮払金)として整理し、内容を確認して精算していただくのが基本です。費用や役員報酬のように処理してしまうと、損金に認められなかったり、源泉徴収の問題が出たりすることがあります。
期末に役員貸付金が残る場合は、決算書の内訳にも載り、利息の取扱いも問題になり得ます。可能であれば、期末までに精算しておくと、整理がすっきりします。
③ 地方税の均等割について
法人住民税の均等割などは、休業の届出や減免の扱いが、都道府県・市区町村によって異なります。他の先生もお伝えのとおり、管轄の都道府県税事務所や市区町村にお問い合わせいただくと安心です。
少しでもお役に立てれば幸いです。ご不明な点があれば、またお気軽にご質問ください。
※本回答は一般的な情報提供を目的としたものです。詳細な判断は管轄の税務署への確認や、税理士への個別相談をお願いいたします。
- 回答日:2026/10/23
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回答した税理士
年商3,000万円未満の個人事業・小さな会社専門|ふじみの会計事務所(公認会計士・税理士)|決算だけのスポットもOK・全国オンライン
- 認定アドバイザー
- 埼玉県
税理士(登録番号: 150146), 公認会計士(登録番号: 32993)
回答者についてくわしく知る5月中に実際に発生した支払いや引出しについては、その内容に応じて通常どおり帳簿へ計上し今回の決算・申告に反映して問題なく、休業届を提出したこと自体によって5月以降の取引を計上できなくなるものではありません。一方、地方税の均等割については休業期間中の取扱いが自治体により異なる場合がありますので、都道府県税事務所・市区町村へ確認されることをおすすめします。
- 回答日:2026/09/11
- この回答が役にたった:0
税務署に提出する休業届は、休業中という法人の状況を税務署が把握するために使われます。(例えば源泉所得税の納付がない場合、給与等の支払がないのか、未納なのかなどの判断の参考にされます。)税額の計算には、影響しませんので、5月分の取引も含めて申告を行ってください。
一方、地方税の均等割りは休業であれば免除される場合がありますので、期間や届け出について、都道府県税事務所等にお問い合わせをされたほうが良いと思います。
参考にしてください。
- 回答日:2026/09/09
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