トレーニングカードゲームの売却について
トレーニングカードゲームのBOX買いました。(箱買い)
BOXの値段が定価¥6000になりその中で高額カードが当たり、そちらを売却しました。
こちらがBOXの値段より高値のカードになるのですが、この場合雑所得に含まれますでしょうか。
ご質問ありがとうございます。箱買いをして、思いがけず高額なカードが当たったとき、売却した分の税金がどうなるのか気になりますよね。いただいた内容からは、購入の目的や売り方によって次のように分かれると読めます。
結論から申し上げると、雑所得になる場合もありますし、そうならない場合もあります。条件によって扱いが分かれます。
① 売却したカードが「生活用動産」にあたる場合
ご自身が楽しむ目的で買ったもので、日常生活の用に供してきた私物を手放しただけであれば、生活用動産の譲渡として所得税がかからない扱いになることがあります(国税庁タックスアンサーNo.3105、No.1906)。ただし、貴金属・宝石・書画・骨とうなど、高額なものは例外が設けられています。トレーディングカードがこれらと同じように扱われるかは、一律には言い切れません。
② 売る目的で箱を買った場合
最初から転売して利益を得る目的でBOXを購入されたのであれば、売却による利益は、継続性や規模によって雑所得(所得税法35条)や事業所得になる可能性があります。この場合は、売却額から、売却したカードに対応する購入費用などを差し引いて所得を計算します。BOX全体の購入代金のうち、手元に残っているカードの分は、売却したカードと分けて考える必要があります。
③ 判断のポイント
どちらに当たるかは、次のような点を総合して見ることになります。
・購入した時点で、自分で楽しむつもりだったのか、売るつもりだったのか
・売却が一度きりか、繰り返し行っているか
・売却の金額や回数が、趣味の整理の範囲を超えていないか
④ 記録を残しておくと安心です
BOXの購入時のレシートや注文履歴、売却した日付と金額、売却先の記録を残しておくことをお勧めします。会社にお勤めの方で雑所得になる場合は、他の所得との関係で確定申告が必要かどうかが変わりますので、金額が大きいときは念のため確認してください。
ご自身の状況がどちらに近いかによって結論が変わりますので、迷われたときは、お住まいの地域を管轄する税務署か、顧問の税理士にご相談いただくと安心です。少しでもお役に立てれば幸いです。
※本回答は一般的な情報提供を目的としたものです。詳細な判断は管轄の税務署への確認や、税理士への個別相談をお願いいたします。
- 回答日:2026/10/23
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回答した税理士
年商3,000万円未満の個人事業・小さな会社専門|ふじみの会計事務所(公認会計士・税理士)|決算だけのスポットもOK・全国オンライン
- 認定アドバイザー
- 埼玉県
税理士(登録番号: 150146), 公認会計士(登録番号: 32993)
回答者についてくわしく知る営利目的の継続売買でない場合、原則として雑所得ではなく「譲渡所得」に区分されます。ただし、生活用動産: 趣味の娯楽品処分とみなされれば非課税(1個30万円超の骨とう・美術品等を除く)になります。また、譲渡所得となった場合でも、年間50万円の特別控除があるため、売却益が50万円以下なら課税所得は発生しません。
- 回答日:2026/09/10
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