オンラインオリパ・トレカ取引(課金1,500万円・売却1,100万円・赤字)の確定申告・原価計算・税務上の取扱いに関するご相談
【相談内容】
プライベートの趣味としてオンラインオリパの課金およびトレカ売買を行っており、事業者としての登録等は一切ありません。
半年ほどの間の実績(概算)は以下の通りです。
課金総額(仕入れ): 約1,500万円(※すべての利用について「日付・個別金額・サイト名」が明記されたクレカ明細・履歴を完全保管)
カードとサイトの紐付け管理: 「どのカードが、どのオンラインオリパ会社で当たったか」のメモをすべて残して管理
売却総額(売上): 約1,100万円(※内、30万円超の高額売却が5件・計約240万円を含む。「日付・個別金額・売却先・カード名・画像」の取引履歴を完全保管)
トータル収支: 約400万円の大赤字
上記を踏まえ、以下の4点についてご教示ください。
1. 確定申告および赤字申告の必要性について
売上総額が1,000万円を超え高額売却も含まれますが、トータルで約400万円の赤字です。この場合、あえて税理士に依頼して赤字の確定申告等を行う必要はあるでしょうか。
2. 「ハズレ」の経費算入と税額の有無について
仮に税理士に依頼した場合、オリパ特有の「ハズレ」が経費として認められないケースや、合理的な取得原価の計算(棚卸等の処理)を行ったとしても、この売上規模に対して新たに所得税や追徴課税などの納税(例えば100万円超など)が発生することはあり得るのでしょうか。
3. 「売上に対して課税される」という懸念の成否
トータルでは赤字であるにもかかわらず、売上規模や高額売却のみを理由に仕入れの赤字が無視され、多額の税金が課されるリスクはないでしょうか。あくまで1年間のトータル収支で判断される可能性が高く、基本的には所得税額は発生しないという認識で正しいでしょうか。
4. 税務署からの「お尋ね」への対応について
万が一税務署からお尋ねが届いた際、どのカードがどのオリパ会社で当たったかのメモや、完全保管された証拠(クレカ明細・個別売却データの履歴等)を提示すれば、「トータル赤字のため所得なし」としてクリアできるという認識で間違いないでしょうか。
必要に応じて依頼も前向きに検索しているため、よろしくお願いいたします。
所得の計算は原則として1年間の合計で行い、必要経費が売上を上回って赤字であれば、その所得に対する税額は生じないのが基本的な考え方です。以下、順にお答えします。
1について。ご趣味の範囲でも、継続的な売買で相応の売上があると、その利益は課税対象になり得ます。赤字であれば納税は生じないのが通常ですが、所得区分(雑所得か事業所得かなど)や他の所得との損益通算の可否で扱いが変わるため、記録を整えたうえでの申告検討をおすすめします。
2・3について。所得は売上から対応する取得原価や必要経費を差し引いて計算しますので、売上総額や高額売却だけを理由に課税される仕組みではありません。ただし、経費として認められる範囲や、当たった分・ハズレ分をどう対応させるかは判定が分かれ得る論点で、ここで結論は断定できません。所得区分(雑所得か事業所得か等)によっても扱いが変わります。
4について。保管された明細やメモは有力な資料ですが、それだけで自動的に所得なしと判断されるとは限りません。
金額規模も大きいため、税理士または所轄の税務署へ個別にご相談されることをお勧めします。
- 回答日:2026/07/31
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回答した税理士
税理士法人クラウドパートナーズ - CloudPartnersGroup -
- 認定アドバイザー
- 東京都
税理士(登録番号: 4840), 公認会計士(登録番号: 28575), 社労士(登録番号: 13190554), 中小企業診断士(登録番号: 424441), その他
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