顧客が支払ってくれる日当は課税対象の収入?
2026.7.1に定年退職し、個人事業主となりました。
現在の仕事は「顧客が指定する場所に泊まりがけで出向き、ある調査をする」という内容で、顧客から旅費交通費の実費(一旦全額立替)+調査日数分の日当が、こちらから発行する経費精算書による請求に基づいて業務完了日の翌月末に支給されます。
この日当は、立て替えた旅費交通費に加算されて入金され、所得税の天引きはされていません。
前置きは以上で、これをfreee会計に入力する方法は下記でいいでしょうか?
・経費精算書の発行日に「売掛金」として計上する。(つまり「収入」である)
社員時代も、同じ仕事で同じ形式で経費精算をして日当支給を受けていました。旅費交通費(立替金)に紛れて入金されていたので課税対象にはなっていなかった(していなかった)のですが、個人事業主となった今後は収入として申告し、課税対象にしなければならない、ということですよね?
ご質問者様の場合、
「旅費交通費の実費」は相手側が負担してくださるので、相手側の経費となります(こちらの分は ”立替金” 勘定で計上します)。
ご質問者様の売上は「調査日数分の日当」となり、この分を ”売掛金” 勘定で計上します。
ご入金があった時に、 ”売掛金” と ”立替金” を相殺する処理でよろしいかと思います。
- 回答日:2026/09/07
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回答した税理士
🌟Empower Your Dreams🌟【起業から上場まで変えられる未来に伴走します】OLIViENT GLOBAL PARTNERS 税理士法人(旧:長南会計事務所)
- 認定アドバイザー
- 東京都
税理士(登録番号: 67029), 公認会計士(登録番号: 4694), その他
回答者についてくわしく知るご質問ありがとうございます。定年後に個人事業主として同じお仕事を続けると、会社員時代と同じお金の流れでも扱いが変わるのか、気になりますよね。
結論から申し上げると、お考えのとおり、日当は事業の収入として申告の対象になります。freeeで売掛金として計上する考え方も問題ありません。そのうえで、会社員時代との違い、計上する日、旅費の扱いを補足させてください。
① 会社員時代との違い
会社員が出張で受け取る旅費は、旅行に通常必要な範囲であれば非課税とされています(所得税法9条1項4号、所得税基本通達9-3)。日当もその範囲内であれば非課税になりますので、当時は課税されていなかったのだと思います。この非課税は「給与所得者」の出張についての規定ですので、個人事業主として受け取る日当は、事業の報酬として収入になります。
② 計上する日
役務の提供による収入は、その提供を完了した日に計上するのが原則です(所得税基本通達36-8(5))。そのため、日当は「経費精算書の発行日」より、「業務完了日(調査が終わった日)」で計上する方が原則に沿っています。発行日と完了日が近ければ大きな違いはありませんが、12月に業務が終わって1月に精算書を出す場合は年分が変わりますので、完了日でそろえておくと安心です。
③ 旅費交通費の2つの処理方法
・立替金として処理する方法:お客様の費用を立て替えた扱いで、入金時に立替金を消します。収入にも経費にもなりません(既にご回答のとおりです)。
・売上と経費の両方に計上する方法:旅費も含めて売上にし、実際に支払った旅費を旅費交通費として経費にします。
どちらでも所得の金額は同じです。精算書で実費をそのまま請求している今の形なら、立替金の方が実態に合っています。どちらかに決めて、毎回同じ方法で処理してください。
④ freeeでの流れ(立替金の場合)
旅費を支払ったときは「立替金」で記録し、業務完了日に日当分を「売上高」の未決済の収入として登録します。入金されたら、日当分の売掛金と旅費分の立替金を、それぞれ消し込みます。領収書と経費精算書の控えは、入金額と照らし合わせられるように保存しておくと安心です。
少しでもお役に立てれば幸いです。
※本回答は一般的な情報提供を目的としたものです。詳細な判断は管轄の税務署への確認や、税理士への個別相談をお願いいたします。
- 回答日:2026/10/18
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回答した税理士
年商3,000万円未満の個人事業・小さな会社専門|ふじみの会計事務所(公認会計士・税理士)|決算だけのスポットもOK・全国オンライン
- 認定アドバイザー
- 埼玉県
税理士(登録番号: 150146), 公認会計士(登録番号: 32993)
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