イギリスへのワーホリ中に日本の不動産投資で所得税の還付金が受け取れますか?
マンション経営の不動産投資に関する営業を受けています。
減価償却、ローン金利、雑費を経費計上して出た赤字分を年収から引き、年収が減った分所得税が減り、差額を還付金として受け取れるとのことでした。
しかし、私は今年の夏から2年間イギリスへワーキングホリデーで渡航する予定のため、日本での収入が0円になります。このことを伝えたところ、営業の人からは以下のように説明を受けました。
・イギリスでの収入も対象となるため、イギリスでの年収から不動産投資の赤字分を引いて所得税の還付金を受け取れる。
・年収が減ったとしても、赤字分による年収の下がり幅が還付金の額を決めるため、元の年収関係なく還付金の額は変わらない。
この2点の説明は正しい情報でしょうか?
提示された2点の説明はいずれも誤りと考えられます。
1. イギリスの収入は日本の所得税還付の対象外
日本を離れ2年間の予定で渡英する場合、日本の税法上「非居住者」となります。非居住者は、日本国内で発生した所得(不動産所得など)のみが課税対象です。イギリスでの給与所得は日本の確定申告に含めることはできず、不動産の赤字と合算(損益通算)して日本の税金を還付させることは不可能です。
2. 還付額は「元の年収」に大きく依存する
所得税の還付は「払いすぎた税金が戻る」仕組みです。日本での年収(給与)が0円であれば、そもそも引かれる所得税が存在しないため、還付金は0円となります。また、日本の所得税は累進課税のため、年収が高い人ほど節税効果は大きく、年収が低ければ還付額も少なくなります。
- 回答日:2026/03/01
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