住宅ローン控除について
現在、連帯債務で住宅ローンを組もうとしています。不動産取得費用は7,000万円。私の親から1,000万円の住宅資金贈与があるので、借入額は約6,000万円。
住宅ローン控除を最大限に使うには私と夫でどのような割合にするのがベストでしょうか?
年収は、私も夫もそれぞれ約400万円程度。
現在私は育休中です。2年後ぐらいには2人目も検討しています。
2026年1月に自宅引渡しされる予定で、4月には私は仕事復帰予定です。
今後の育休や時短勤務などを考えて、どのような割合にするのが良いのか分からず、アドバイスいただけると助かります。
よろしくお願いいたします。
住宅ローン控除を最大限に活用するためには、ローンの負担割合をお互いの所得に応じて調整することが重要です。お二人の年収が同程度であるため、ローンの負担割合も50%ずつにすることが検討されます。育休や時短勤務により収入が変動する可能性がある場合でも、基本的にはこの負担割合で進めるのが一般的です。
- 回答日:2025/10/01
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回答した税理士
💡法人決算申告の単発依頼は10万円~💡法人顧問2万円~、個人顧問1万円~ 埼玉県ふじみ野市の会計事務所
- 認定アドバイザー
- 埼玉県
税理士(登録番号: 150146), 公認会計士(登録番号: 32993)
回答者についてくわしく知る将来の収入変動リスクを考慮すると、6,000万円のローン負担割合を夫婦で均等(50:50)にすることが、世帯全体の控除額を最大化する上でバランスの良い選択です。
年収400万円の場合、各人の年間控除上限はおよそ17万円。ローンを3,000万円ずつとすれば、夫婦ともに長期間にわたり、この控除枠を最大限活用しやすくなります。奥様の育休中はご自身の控除が適用できませんが、復職後のメリットを長期的に享受できます。
税務上の最重要点は、資金負担と不動産の持分割合を一致させることです。ローンを均等にする場合、親からの贈与1,000万円は奥様の負担に加わるため、登記上の持分は必ず「夫3/7、妻4/7」としてください。この割合が異なると贈与税の問題が生じます。
なお、控除額は2026年入居時点の省エネ基準で変動するため、住宅性能の確認も必須です。
- 回答日:2025/08/01
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