まず、売上の計上時期について確認しますと、所得税法上、売上は「収入すべき金額」として発生主義で計上するのが原則です。QRコード決済で商品を販売した時点で売上が発生し、後日銀行口座に入金される分は売掛金の回収という整理になります。
二重計上してしまった場合の修正方法ですが、当期中の修正であれば、重複分の売上を取り消す仕訳(売上のマイナス計上)を行います。前期以前の修正の場合は、「前期損益修正損」勘定を使用して修正します。
具体的には、QRコード決済時に売掛金として計上し、銀行入金時に普通預金と支払手数料で売掛金を相殺するという流れになります。手数料が差し引かれて入金される場合は、入金額を「売掛金」、差額を「支払手数料」として仕訳することで対応できます。
会計ソフトを使用している場合は、QRコード決済の売上データが自動連携されていることが多いので、銀行口座への入金分を「売掛金の回収」として処理し、未決済取引の消し込み機能を使って相殺するのが一般的です。手書き帳簿やExcelで記帳している場合は、手動で修正仕訳を入力する必要があります。
なお、PayPayや楽天ペイなど各サービスで入金サイクルや手数料体系が異なりますので、各サービスの入金明細を確認して処理することをお勧めします。
- 回答日:2026/04/12
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