副業、経費計上と開業届について
お世話にになります。
表題の件について、2点質問させていただきたく存じます。
今現在、サラリーマン(給与所得)と副業(webマーケティング在宅)をしている中での質問ですが
①今年、9月に戸建てに引っ越したのですが、1月~9月までは賃貸で家賃を支払っておりました。
・在宅でワークスペースを設けておりましたので、家賃を経費に10%~20%充てたいと考えておりますが口座引き落としか履歴がないのですが、引き落とし明細を印刷して提出するだけで問題ないでしょうか?
・もしくは、管理会社に問い合わせして支払い履歴の提出を求める必要がありますか?
②副業は会社にバレたくない為、普通申告の白色で確定申告予定ですが
開業届は出したら会社にばれますでしょうか?
また、副業ですが開業届を出すメリット等があればご教示いただけますと幸いです。
以上、2点ご確認いただけますと大変助かります。
よろしくお願いいたします。
【質問①】
在宅での副業における家賃経費(家事按分)について
・引き落とし履歴の印刷で十分です。
税務署が確認するのは「実際に支払っている証拠」があるかどうかです。
契約書のコピーと引き落とし明細をセットで保管しておけば問題ありません。
・管理会社への支払証明書の発行依頼までは不要です。
万一、引き落とし明細が全く残っていない場合のみ、補足証明として依頼を検討すれば良いです。
・按分割合は、仕事で使っていた面積や時間に基づき、10〜20%程度で設定するのが一般的です。
例)6畳中1.5畳を業務専用→25%
この割合を月の家賃に掛けて経費算入します。
・仕訳例(白色申告):
地代家賃 ×××円(事業使用分)
【質問②】
開業届を出したら会社にバレるか/開業届のメリット
・開業届を出しても、会社に自動的に通知が行くことはありません。
・副業が会社にバレるケースは、住民税の通知が原因です。
確定申告書の「住民税・事業税に関する事項」で「自分で納付(普通徴収)」にチェックを入れることで、
副業分の住民税は自宅宛に通知され、会社には知られません。
【開業届を出すメリット】
1. 青色申告ができ、最大65万円の特別控除を受けられる(帳簿要件あり)
2. 経費の範囲が広がる(開業費・減価償却などが扱える)
3. 開業前支出を「開業費」として後から経費化できる
4. 事業として社会的信用がつく(名刺・請求書などに屋号を使用できる)
- 回答日:2025/10/26
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詳細、ありがとうございます!
大変助かります。
活用させていただきます。投稿日:2025/10/27
