ご質問ありがとうございます。信用金庫から融資を受けるときに出資金を求められることは多く、どの科目で処理すればよいのか迷いますよね。
結論から申し上げると、費用ではなく資産として、「出資金」の科目で処理していただくのが基本です。ほかの先生方の回答と同じ結論ですが、理由と注意点を少し補足します。
① なぜ資産になるのか
信用金庫は、会員の出資によって成り立つ協同組織の金融機関です。融資を受ける際の出資は、会員になるためのもので、手数料のように戻ってこないお金ではありません。脱退するときなどに持分の払戻しを受ける性格のものですので、支払った時点では費用にせず、貸借対照表の「出資金」(投資その他の資産)に計上します。仕訳は、借方が「出資金」、貸方が「普通預金」や「現金」となります。
② 同時に払うほかのお金との区別
融資の際には、出資金のほかに、事務手数料、信用保証料、印紙代などを支払うことがあります。これらは出資金とは性質が違い、原則として費用の科目で処理しますので、別々の科目に分けておくと後で見返したときに分かりやすくなります。まとめて引き落とされている場合は、信用金庫から届く書類で内訳を確認してください。
③ 配当を受け取ったとき
出資に対する配当が支払われたときは、出資金の残高を増やすのではなく、「受取配当金」などの収益として処理します。源泉所得税が差し引かれている場合は、その分も忘れずに記帳してください。
④ 個人事業主の場合
個人事業主の場合も考え方は同じで、事業用の資産としての「出資金」になります。個人のお金で支払ったときは、「事業主借」など、お金の出どころに合った科目を相手にして記帳してください。
脱退して払戻しを受けたときは、出資金を減らす処理になります。払戻額が出資額と違うときの差額は、その内容に応じて別途処理が必要です。
少しでもお役に立てれば幸いです。ご不明な点があれば、またお気軽にご質問ください。
※本回答は一般的な情報提供を目的としたものです。詳細な判断は管轄の税務署への確認や、税理士への個別相談をお願いいたします。
- 回答日:2026/10/29
- この回答が役にたった:0
回答した税理士
年商3,000万円未満の個人事業・小さな会社専門|ふじみの会計事務所(公認会計士・税理士)|決算だけのスポットもOK・全国オンライン
- 認定アドバイザー
- 埼玉県
税理士(登録番号: 150146), 公認会計士(登録番号: 32993)
回答者についてくわしく知る「出資金」として資産計上します。よろしくお願い致します。
- 回答日:2026/09/14
- この回答が役にたった:0
回答した税理士
🌟Empower Your Dreams🌟【起業から上場まで変えられる未来に伴走します】OLIViENT GLOBAL PARTNERS 税理士法人(旧:長南会計事務所)
- 認定アドバイザー
- 東京都
税理士(登録番号: 67029), 公認会計士(登録番号: 4694), その他
回答者についてくわしく知るこんにちは、税理士の川島です。
>信用金庫から融資を受ける際に支払った出資金の勘定科目は何を選択すればよいでしょうか?
→勘定科目の件ですが、『出資金』で大丈夫です。
- 回答日:2026/09/11
- この回答が役にたった:0
出資金について、詳しく書かれています。
ご参考に。
https://www.freee.co.jp/kb/kb-journal/investment/?utm_source=google&utm_medium=organic
- 回答日:2026/09/11
- この回答が役にたった:0
信用金庫から融資を受ける際に支払った出資金の勘定科目は、「出資金」(資産の勘定科目)を選択します。
信用金庫は会員の相互扶助を目的とした非営利の金融機関であるため、融資を受ける(会員になる)には出資を行う必要があります。この出資金は経費(費用)ではなく、将来的に信用金庫を脱退する際などに原則として返金される資産となるため、投資・その他の資産のグループに属する「出資金」として計上します。
例えば、融資を受けるにあたり現金で50,000円の出資金を支払った場合の仕訳は以下の通りです。
借方科目 金額 貸方科目 金額
出資金 50,000円 現金(または普通預金) 50,000円
- 回答日:2026/09/11
- この回答が役にたった:0
