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外貨建取引時の採用レート

    為替予約だはなく、外貨預金で外貨建取引の支払いをする場合。
    仕入計上をする際のレートは、仕入時の実勢レートにするというルールがあるかと思いますが、実際に多くの企業様はそうされてるのでしょうか?
    中小企業様の中には、為替予約のように、為替予約時のレートにて処理をしている企業様はいらっしゃらないでしょうか。
    お手数をおかけいたしますが、他社様がどのようにされているか知りたく思いますので、ご教示の程、お願いいたします。

    実務的には、
    取引日のTTMで行われていることが見受けられます。
    ただし、取引件数が多い場合などにおいては、月末のTTMを採用している方法も見受けられます。

    原則
    取引を計上すべき日における電信売買相場の仲値
    例外(継続適用)
    売上その他の収益又は資産:取引日の電信買相場
    仕入その他の費用(原価及び損失を含む。以下この章において同じ。)又は負債:取引日の電信売相場
    となっております。
    また、取引日の考え方にも柔軟性があり、
    (1) 取引日の属する月若しくは週の前月若しくは前週の末日又は当月若しくは当週の初日の電信買相場若しくは電信売相場又はこれらの日における電信売買相場の仲値
    (2) 取引日の属する月の前月又は前週の平均相場のように1月以内の一定期間における電信売買相場の仲値、電信買相場又は電信売相場の平均値
    も採用できることになっています。

    (外貨建取引及び発生時換算法の円換算)13の2-1-2 
    https://www.nta.go.jp/law/tsutatsu/kihon/hojin/13_2/13_2_01.htm

    • 回答日:2025/11/20
    • この回答が役にたった:0
    • 取引日のTTMで仕入計上をすると、特に円安に向かっている昨今、下記のようになる可能性があるかと思います。
      ①1$=100円で為替を事前に取得。
      ②110円で販売。
      ③仕入計上をした時に円安が進んでおり、1$=120円になった
      ④営業利益が販売110円-仕入120円=-10円となる。
      この場合、営業利益を数字で見ると、実際には利益が10円出ているのに、営業利益は-10円という表記となるかと思います。
       最終利益が、為替差損で調整されることは理解しているのですが、営業利益で実態として出ている利益を見れないことが問題となります。 営業の進捗管理。営業評価。また、来期の営業計画も営業利益を指針としている為です。

      この辺りは、どのように管理されている企業様が多いのでしょうか?

      投稿日:2025/11/20

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