経理・記帳・仕訳に関する質問｜質問No.21256

Question

仕訳

期を跨いでの取引で前期に工事原価が発生する場合の仕訳

Answer 1

期を跨いでいるため、前期に発生した未完成工事の費用は、翌期に繰り延べる資産として計上します。
決算時の仕訳前期末の決算では、工事にかかった費用を「未成工事支出金」という資産の勘定に振り替えます。
この「未成工事支出金」は、一般会計でいう「仕掛品」に相当し、これで費用が翌期に繰り越されます。
翌期首の処理翌期に入ったら、これを再び費用科目（工事原価）へ振り戻して、翌期の費用として処理を再開します。

Answer 2

未成工事支出金などの棚卸資産で計上されるとよろしいかと考えます。

Answer 3

未成工事支出金などの棚卸資産で計上されるとよろしいかと考えます。

Answer 4

未成工事の原価に係る消費税の仕入控除については、「（原則）外注工事や仕入の役務提供が終了した都度行う方式」と「工事が完成して施主等への引渡時に一括して行う方式(継続適用要件あり）」の2種類がありますので、下記を参考にしてください。
国税庁タックスアンサー　No.6487 未成工事支出金の仕入税額控除の時期
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shohi/6487.htm
よろしくお願いします。

Answer 5

前期の工事原価は「仕掛品」で計上します。

Answer 6

こんばんは、税理士の川島です。
期中は経費計上していると理解させて頂きます。
その場合には、
未成工事支出金　/ 材料費
　　　　　　　　/ 労務費
　　　　　　　　/ 工事経費
とし、未完成の工事の経費を資産へ振り替え、翌期へ繰り越します。