仕訳方法
個人事業主(青色申告)として事業支援の仕事をしています。 交際費の処理(仕分け)についての質問です。 事業支援上使用した交際費は取引先との間で旅費・交通費同様に精算していますが、Free会計で連携しているクレジットカードの利用明細にある当該費用はどのように記載すべきか? または記載せず削除してよいか?
交際費も旅費と同じ処理で問題ありません。精算する旅費を旅費交通費で処理されていましたら交際費で大丈夫です。
記載せず削除(無視する)の処理はあるべき費用を消す損をするだけですので計上は必要です。
精算をする経費についてはメモタグ等で「精算経費」と付けて精算漏れがないように確認する工夫がfreeeではやりやすいので、もしされてないようでしたら活用してみてください。
精算の会計方法は様々な方法があります。以下、旅費や他の精算の参考にしてみてください。
①精算項目に関して実費として利益を上乗せせず精算
⑴費用勘定で処理
11/5 旅費 1,100 / 現金 1,100
11/30 売掛金 4,400 / 売上 3,300
旅費 1,100
⑵立替金勘定で精算
11/5 立替金 1,100 / 現金 1,100
11/30 売掛金 4,400 / 売上 3,300
立替金 1,100
⑶実質的に精算はするが、項目立てて請求しない
11/5 旅費 1,100 / 現金 1,100
11/30 売掛金 4,400 / 売上 4,400
②精算請求の際に利益を加算して請求
11/5 旅費 1,100 / 現金 1,100
11/30 売掛金 5,500 / 売上 5,500
実務的には①⑴が使われますが、利用時期と清算時期の期間のズレ、特に年度ズレにはお気を付けください。
正確な処理は①⑵になりますが、タクシー代を旅費にしたり立替金にしたりするのは手間が増え間違えやすくなります。
①⑶も簡便的ですが、⑴⑵と比べ売上が増えており、消費税判定で不利になる可能性もありお勧めしません。取引先側も精算されている意識がないので高く感じる可能性もあります。
②はコミコミで計算するので実質的に精算とは言えない方法です。通常の取引の流れがこの様式です。諸々かかった経費に利益を上乗せした請求です。
②は少し違いますが、どの処理でも利益は同じになります。消費税につきましては認識時期によって納税額や計算方法に差が出る可能性がありますのでご注意ください。
- 回答日:2025/11/07
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