開業費について
個人で美容室をオープンしました。
2026年2月に開業届を提出し
営業をスタートしたのは6月からの場合
6月以前のものは開業費になるのでしょうか?それとも開業届を提出する前のものを開業費になるのでしょうか?
また10万円以下のドライヤーなどタオルなどの準備品も開業費でしょうか?
またカラー材などの材料は開業費ではないとみたのですが、開業前の日付のものはどーゆー入力をしたらいいのでしょうか?
フリー使っています。
こんばんは、税理士の川島です。
相談内容の件ですが、
1. 6月以前の費用は「開業費」になるか?
⇒ はい、6月の営業開始までに支払った準備費用は「開業費」にすることができます。
税法上の「開業費」とは、「実際の事業(営業)を開始する日までに、開業準備のために特別に支出した費用」を指します。
2月に開業届を提出されていたとしても、実際の店舗オープンが6月であれば、6月のオープン前までに発生した開業準備のための費用は「開業費」として計上可能です。
2. ドライヤーやタオル(10万円未満)も開業費になるか?
⇒ 開業費としてまとめて計上することが可能です。
10万円未満のドライヤーやタオルなどは通常「消耗品費」ですが、開業前に準備として購入したものであれば「開業費」に含めて処理することができます。
★開業費にするメリット
開業費は「繰延資産」という資産の扱いになり、「好きな年に好きな金額だけ経費にできる(任意償却)」オープン初期で利益が出にくい年は無理に経費にせず繰り越し、利益が大きく出た年にまとめて経費化することで、効果的な節税につながります。
また、「毎年均等に経費に出来る(均等償却)」という2つ特徴があります。
3. カラー材などの材料費の扱いとfreeeでの入力方法
ご認識の通り、カラー材などの材料(施術や販売で直接消費するもの)は「開業費」には含まれません。
これらは「仕入高(売上原価)」としての扱いになります。
freeeで開業前の日付で購入した材料費を入力する場合は、以下の手順で行うのがスムーズです。
【freeeでの入力手順】
発生日: 実際の営業開始日(例:6月1日など)
勘定科目: 仕入高(または材料費)
決済口座(支払元): 事業主借(※開業前に個人のお金から支払ったため)
備考欄: 「開業前仕入(〇月〇日購入分)」と記載しておくと後から見返しやすくなります。
まとめ・freee入力のポイント
店舗準備費・広告費・10万円未満の備品・消耗品(ドライヤー・タオル等)
⇒ 日付を「営業開始日(6月1日等)」にし、勘定科目を「開業費」・決済口座を「事業主借」で登録します。
カラー材等の材料費
⇒ 日付を「営業開始日(6月1日等)」にし、勘定科目を「仕入高」・決済口座を「事業主借」で登録します。
※開業前の領収書やレシートは、税務上の証明書類となりますので、日付順に整理して大切に保管しておいてください。
- 回答日:2026/10/27
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わかりやすい返答いただきありがとうございます!!
ちなみにフリーには開始残高というところに開業費欄があるとおもいますが、10万円以下のドライヤーなどの開業費はそちらにまとめた金額を入力でいいでしょうか?
それとも説明していただいているように、営業開始日で入力する形のほうがいいのでしょうか?投稿日:2026/10/27
