町内会での金券配布の際の手続き
町内会で、敬老の日に関連して、70歳以上の人に1,000円の商品券を配布することを検討しています。商品券は金券なので、配布の際に、受取人の署名か捺印が必要だと、会計担当者としては思っています。ただ、町内会長から、手続きを簡略化して、配布担当者が配布者リストを順次チェックすれば十分との意見が出ました。本人の署名、捺印等がなくても、町内会長が了解していれば、町内会の会計処理としては問題はないでしょうか。
こんにちは、税理士の川島です。
ご質問ありがとうございます。町内会の会計担当として、金券の取り扱いに慎重になられるお気持ち、よく理解できます。
結論から申し上げますと、手続きを簡略化したいという町内会長のご意向を踏まえると、「受取人リスト(チェックリスト)を作成し、配布時に受取人ご自身の名前の欄に『チェック(レ点など)』を入れてもらう方式」が、実務上最もおすすめできる落としどころです。
本来であれば受領の署名や捺印をいただくのが証憑(証拠書類)としては確実ですが、70歳以上の方々に印鑑を用意してもらったり、フルネームを書いてもらったりするのは負担が大きく、現実的ではありません。
一方で「配布担当者がチェックするだけ」では、後日「もらった・もらっていない」の確認が難しくなる懸念があります。
そこで、受取人ご本人に「チェック」だけを入れてもらう形にすれば、サインや印鑑の代わりとして十分な受領の意思確認となり、会計上の証拠書類としても通用します。手続きの簡略化と、会計の透明性を見事に両立できる方法です。
なお、実際にこの方法で配布される際は、以下の2点だけ工夫して運用されることをおすすめします。
1. プライバシーへの配慮
一覧のチェックリストをお渡ししてチェックしてもらう際、他の方のお名前が見えないよう、別の紙やバインダー等で隠しながら該当箇所だけを見せるなどの配慮があるとより安心です。
2. リストを「領収書代わり」として保管する
配布が完了したチェックリストの末尾に、配布担当者自身の署名・捺印をもらい、それを「領収書代わり」として会計で保管してください。これで年度末の監査等でも合理的な説明がつきます。
- 回答日:2026/09/27
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早速の返信、ありがとうございました。本当に助かりました。
町内会 会計担当 鈴木投稿日:2026/09/27
